OUR STRENGTHS 2CONTENTS
「想像力と創造力」を結集して心を揺さぶり、
世界を一新する
至高のクリエイティブを。
広告、放送、出版、動画、Web、ゲーム、ファッション…。多種多様なクリエイティブ業界のなかで、ブレーンセンターは、企業とそのステークホルダー(利害関係者)の“より良い関係づくり”をめざす「コーポレート・コミュニケーション」をテーマに、採用や販促、IR(投資家向け広報)、サステナビリティPRなどを目的とした多彩なコンテンツを創造しています。個々の表現手法は目的や対象によって異なりますが、ターゲットとする人々の心を揺さぶるクリエイティブを追求する姿勢は一貫しています。ここでは、コンテンツビジネスにおける3つの事例を通じて、ブレーンセンターと顧客、社会との関わりを紹介していきます。
Figure 1顧客にふさわしいクリエイティブを追求せよ
「サステナビリティレポートをつくりたい」。――相手先は、先鋭的な広告表現を通じて世界的なブランド力を誇る某メーカーでした。営業担当者は、「顧客のクリエイティブへのこだわり」を予測してプランナーとデザイナーを同行して訪問しました。
ところが、顧客であるCSR部門の担当者のご要望は「初めてなのでデザインは二の次。まずは1冊にまとめることが重要」というものでした。この分野におけるブレーンセンターの豊富な実績が評価され、大まかな構成案と見積書を提出するだけで早々に受注を獲得することができました。
こうしたケースでは通常、次にデザインプランを提出するのですが、ブレーンセンターはその前に顧客のブランド統括の責任者との面談を求めました。顧客はコンテンツの「内容」と同等に、「自社ブランドらしい表現」を求めると見通してのことです。
当日。ブランド統括者は数時間にわたって自社の歴史や精神、商品や事業展開について想いを語りました。ブレーンセンターは、プランナーやデザイナー数名で対応。質疑応答やデザインコンセプトの議論をした上で数週間後に提出したプレゼンテーションでは社長も参加いただき、高い評価を得ることができました。
顧客の担当者ニーズを超えて、顧客のアイデンティティや存在意義に根ざした意味のあるデザインを。ブレーンセンターは常に顧客にふさわしい価値あるクリエイティブを追求しています。
Figure 2“総合力”でIR市場を先駆けろ
企業のIR(株主・投資家向け)情報のあり方が今、大きく変わりつつあります。これまでは自社の成長戦略や業績を「アニュアル(年次)レポート」として紹介するのが主流でしたが、現在は、将来の業績に影響を与えるESG情報――地球環境問題(Environment)や社会課題(Social)、コーポレートガバナンス(Governance)に対する取り組みなど、非財務情報を加えて、中長期的な成長戦略を「統合レポート」として紹介することが求められています。
こうしたなか、「新たに統合レポートを作成したい」という顧客からお問い合わせをいただきました。聞くと「財務情報やガバナンス情報は従来のレポートに記載していたが、EやSに関する情報は関連する部門が多く、どのように情報を取りまとめていけばよいかわからない」という課題がありました。
ブレーンセンターは、こうしたご要望に、他社にない強みを発揮して対応しています。さまざまな業種・業態の企業のPRコンテンツを手掛けてきたブレーンセンターは、プロジェクトの過程で「企画」「広報」「人事」「営業」部門などさまざまな部門と連携することで、個々の部門が“どんな情報をもっているのか”を熟知しています。
同時に、コンサルティング事業を通じてESG情報の国際的な開示ルールの知見を蓄積しており、“ESG情報の何が重視されるか”を知っています。
そこでブレーンセンターはお客様に対して、自らが“情報ハブ”となり、部門ごとのアンケートを作成。その後、順にヒアリングを実施していくことで情報を引き出すとともに、部門間の調整も担うというスキームを提案。コンテンツ制作だけでなく、総合的なサポート力を活かしたワンストップ・ソリューションは顧客から高く評価されました。