自分との
約束を
果たすために

SHIORIエディター
2013年入社

MY STORY

「次の目標」が
見いだせなかった日々

「景色の見方が変わった」というと大げさかもしれない。けれど、編集やライティング業務に携わるなかで、私にもようやく「次の目標」を掲げることができるようになった。

「もう少し自分を出した方がいいと思うよ」「これがやりたい、っていうのはないの?」。――面談のたびにいつもそう言われてきた。当社は半期に一度、部門ごとに設けたチームリーダーが各メンバーと面談し、日頃の悩みや今後のキャリアについて話し合う。その際、事前に「次の目標」を書いて提出するのだが、私は2年目からずっとブランクだった。覚えたディレクター業務をもっとスムーズに進めたい、という程度の希望はあったが、「目標」となると困ってしまう。メンバーの目標を管理する側はもっと困るだろうけど…。

MY STORY

社内講座で
きっかけをつかむ

そんな私が目標らしきものを見出したのは、3年目。編集部が主催する「ライター/編集者養成講座」に参加してからだった。若手・中堅社員を対象とした、自分が企画やディレクションを担当している顧客の原稿作成や編集もやってみよう、という試み。大学時代、体育会に所属する学内スポーツ紙の記事作成や編集に携わっていたこともあり興味はあったのだが、ディレクター業務もまだ満足にこなせない私がいきなりライターやエディターという専門職をめざすのはあまりイメージできなかった。

ところが、講座ではモノの考え方から必要な知識・ノウハウ、情報整理の観点、文章技法などが体系立てて整理されており、実にスムーズに理解することができた。加えて、講座で得た観点は、日常業務である企画やディレクションにも活かせる。例えば、冊子づくりでは、今までは各ページに必要な原稿や写真などを取り揃えることに四苦八苦していたが、エディターつまり編集長の視点をもつことで言葉や写真一つひとつの意味と全体最適をより深く考えるようになった…うまく表現できないけれど、同じ景色でも「こんな風に見るともっと魅力的に見えるよ」と教えてもらったような気がした。

MY STORY

「編集のプロに
なりたい」

そんな新たな視点に気づき始めた4年目の面談の日。「編集のプロになりたい」という次期目標を見た上司は編集部のリーダーにも参加を要請してくれた。その編集リーダーは開口一番、「この言葉を待ってたんだよ」と嬉しそうに笑ってくれた。学生時代に新聞を編集してきた私ならば、いつか「書く人」「編集する人」になると思ってくれていたのだ。

確かに私は欲のない人間だと思うし、それはこれからも変わらないだろう。だから人より歩みは遅いかもしれないけれど、希望はいつももっていたい。「編集のプロになる」。面談を終えた日の帰り道、声に出して言ってみた。今、私は自分との約束を果たすために、日々膨大な情報と原稿を相手に格闘する毎日だ。

ANOTHER SIDE

学生時代から暇を見つけてはライブハウスに出かけている。「耳だけでなく体に響く振動でも音楽を感じられる」「爆音が鳴る瞬間もあれば次の一音を待って何千人ものオーディエンスがシンと静まる瞬間もある」など、「各々が自由に楽しみながら一体感を感じられるところ」に大きな魅力を感じているという。「神保町は交通の便がよく、頑張れば平日夜の公演に間に合う。武道館なら歩いて行ける!定時ダッシュで帰る日は大体ライブに行く日なので話しかけないで!」(最近はコロナでリアル公演が少ないので、もっぱらオンラインで楽しんでいます)。

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